KORNBORD BLOG

東京・九段の輸入食品ショップ+イートイン『KornBord(コルンボード)』のブログ。

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こもれび vol.31  

2014.05.28

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半蔵門から三宅坂交差点へ向かう、

皇居のお堀沿いにゆるやかに下る内堀通り、

緑が増すこの季節に街路樹のユリノキが花をつける。


モクレン科の落葉高木でスックと伸びた幹と

淡緑色の浅い切れこみの入った手の平のような葉をつけた枝。

この枝先に鐘型で直径6センチ位の淡い黄緑色のチューリップに似た形の花を開かせる。

高く茂った緑の葉の中に同系色の花を咲かせるため目立たず見過ごされがちであるが、

そこがまた引かれる由縁でもある花だ。


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学名は「Liriodendron tulipifera」。

まさしく百合とチューリップの合体名のように思われる。

別名に「ハンテンボク」葉が半纏に似ている、

「レンゲボク」花が蓮の花に似ている、

「チューリップツリー」勿論花の姿から、等とも呼称されている。

北米東部原産でわが国へは明治初期に渡来し、

街路樹や公園木として広く利用されているようだ。

英語では単純に「tulip tree」と称され「ユリ」の関わりはないようだ。


秋の黄葉もまた美しいスラリとした美人木と認識している。

また、東京産のハチミツの蜜源としての一翼を担う花でもあるそうだ。



はじめて私がユリノキを知ったのは二十歳前後の頃だったろうか、

既に半世紀近くも昔のこととなる。

あれは世田谷区内の公園だったと思う。

共に散歩したボーイフレンドから公園で枝を広げた樹木「ユリノキ」を教えてもらった。

花期の頃だったのか、黄葉の頃だったのか、それすらも覚えていない。

彼の名前すらもおぼろげとなり月日のうつろいを今更に感じてしまう。

でもユリノキは私の好きな花木として脳裏に刻まれ、

春から夏に移行する頃のまばゆい陽光と緑の美しさと共に青春を思い出させてくれる樹木でもある。



by Takako



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テーマ : 樹木・花木 - ジャンル : 趣味・実用

こもれび Vol.29 

2013.08.06

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5月にクレソンを送ってくれた函館のS氏から今度は自生する山椒の実、実山椒が届きました。

S氏らしく無造作にレジ袋に収められた様がなんともイイ。

特有の香りを持った5mmにも満たないような緑色の小粒が広げた両手いっぱいほど。



お吸い物や炊き合わせに添えられる山椒の葉はまねごとで私にもつかえるが、

さてさて実山椒は如何にして頂くか・・・。



お礼の電話で伺ったのが「佃煮」、さらに是非試して欲しいのが「ヒジキの煮付け」、

何やら独特な風味が楽しめるやに。



まずは「ちりめん山椒」にトライすることにして早速作り方をネット検索。

調理する前に山椒そのものの下ごしらえという難関があった。


緑の小粒な実を一粒ずつ房から外しながら、昔暮らしていた家の庭に山椒の木があったことを思い出した。

房状に実が付くということは、房咲きの花のはずだけど・・・私の記憶にはない。


すぐに「山椒」で検索してみると、なんと「みかん科」。

花の状態で「科」が決まるというが、これは理解に苦しむ。

さらに雌雄異株で雄花は花山椒として食用に、雌花は果実を利用するとあった。

庭にあった山椒は結実しない雄株だったのだろう。

ちなみに鰻の蒲焼に添えられるのが果皮を挽いた粉山椒とのこと。


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「房」と表現するにはあまりにも小さすぎる気がしたけれど、

Wikipediaの解説の中に「房咲き風の集合体」という言葉を見つけて納得。


集合体から一粒一粒を外しながらおもしろいことに気づいた。

全てではないものの8割方は1本の軸の先に2個の実が付いていること。

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生き物ってホント千差万別なんだなぁーと思うことしきり。

仕分けする指先は山椒の香りとアクに染まりはしたものの、

実に含まれる油分で指先が荒れなかったこともひとつの発見。


水洗いして、茹でて、水に晒して(何度か水を替えながら)・・・。

ここまで下ごしらえをすると、冷凍しておくことで何時でも調理に利用できるとのこと。

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ちりめんじゃことの相性格別の出来でした。熱燗でキュっといきたい感じです。

冷凍保存中の実山椒をつかって次はヒジキの煮付けにチャレンジの予定。楽しみです。

北方向を向いてS氏に一礼。ありがとうございました!



by Takako


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こもれび vol.28 

2013.06.21


それはそれは、とてもハッピーな日でした。


私の最も苦手とする数字相手の書類作り、何日かけても堂々巡りの繰り返しで

体力面でも気持ちの面でも少々へばっていたここ数日。

でも、救世主が現れました♪


ランチタイムに現れた救世主は私の50年来の親友。

毎年この季節に大好きなナナカマドの花を届けてくれます。

今回はカシワバアジサイや名も知らない野草を束ねて訪れてくれました。

花瓶に活ける方向をアレコレ話し合いながら氷を泳がせた緑色の大きなガラス製のベースに活けこみました。
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ローティーンの頃にタイムスリップして交わす会話とナナカマドがもたらす空間が

私に緑の中を抜けてくる風を届けてくれました。




夕刻に現れた救世主はYさんご夫妻。

なんとなんとエチナセア(エキナセア)の花をお届け下さったのです。

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ご自宅の玄関先に咲いているというエチナセア。

限られた花期の中で届けられるのは今日しかないとお運び下さったとのこと。

エチナセアの生花を手に出来るとは思いもよらぬこと、思わず小躍りしてしまいそうな嬉しさです。

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一見ひ弱でデリケートな花と思いきやなかなか逞しく、触感にも力強さを感じビックリです。

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コルンボードの扱い商品であるバイオフォース社のハーブキャンディー「エチナセアボンボン」と一緒にディスプレイしてみました。

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共にお届け頂いたミントと合わせコルンボードに小さな小さなハーブガーデンが誕生しました。


奥様のK子さんはコルンボードのお客様。初めてご主人様ご同伴でお訪ねくださいました。

せめてお茶でもとお誘いしましたが、コンサートに出向かれるお時間とのこと・・・、

きっと素敵なお時間を過ごされたことでしょう。




そんな訳でダブルの自然の恵みに癒されるハッピーな日を頂きました。

お陰様でその日の晩は思いのほか苦手作業が捗り、

わざわざお届け下さったご厚情と、自然の恵みがもたらす目に見えないものとの

ダブルの効果を実感していました。

感謝!



by Takako



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テーマ : 樹木・花木 - ジャンル : 趣味・実用

こもれび vol.27 

2013.04.12


草木の芽吹き、若葉、開花をみるこの季節、東京でも気付く徒然なこと・・・。


昨年は4月末に咲き始めたグミの花。

今年はどうしたのでしょう、なんとひと月早い3月半ばから蕾が付き始めていました。

あまりの早さに葉っぱの変形くらいにしか思わず気にもかけていませんでしたが、

芽吹いた葉の間からたまご色の小さく控えめな蕾や花が沢山付いているのに気付きました。

桜の花が終わる前にグミの蕾が付くなんて・・・。

あまりにも早過ぎますが、昨年同様おいしい実を付けてくれますように・・・。

色付いた実を心待ちにしてくれる方もおいでです。

近くの会社のY社長。そして、2人連れでやってくる小学生の女の子。

昨年、実の季節が終わりコルンボードのフェンスから鉢を除いた折に、

彼女達は「グミの鉢はどうしてないのか」とわざわざ聞いてきたほどでした。

通る度に数粒つまんで自然の美味しさを楽しんでくれていた昨年でした。



それから、大好きなミズヒキソウ。

昨年、路地裏で雑草にまぎれていた1株をプランターに移し「my水引草」にしちゃいました。

花の季節が終わり、葉が落ち、枯れた茎だけとなり冬を越しました。

多年草であることに期待を抱きこの季節を待っていました。

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枯れた茎の足元に緑の葉が元気に葉を広げてくれています。

とってもうれしいです。

私には暑い太陽と草叢と懐かしい草いきれの匂いを何故か思い起こすミズヒキソウなのです。



「聖なる」の意を頂く「ホーリー」。

クリスマスの頃に赤い実をつけるトゲトゲ葉の常緑樹「セイヨウヒイラギ」です。

緑の葉と真っ赤な実の、まさしくクリスマスカラーの植物です。

西欧では11月頃から年が明けるまでホーリーを飾る習慣があるそうです。

日本で新年に常盤の松とマンリョウやセンリョウを飾るのと、人の思いは同じような気がします。

冬場に赤い実となるホーリーの花が今満開です。

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目立たぬ小さな小さな花ですが、アップにするととても可愛い花。

おまけにほのかにやさしい香りがするんです。

長年育ててきた鉢植えのホーリーですが、この楚々とした香りに気づいたのは今年が初めて。

鼻を近づけてはじめて気づく淡い香りです。




by Takako


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こもれび Vol.26 

2013.01.23

〜 オーロラへのあこがれ 〜

あれは小学校3~4学年の頃だったでしょか。

アンデルセン童話に出会いオーロラを知りました。

モノクロの挿絵にはシカ(あるいはトナカイ)の胴体に手を廻した

少女の後方上空にカーテンを翻したようなオーロラが描かれていました。

物語の翻訳が素晴らしかったのでしょう。

私の脳裏には重複する色と閃光を放つ画像として刻まれ、

以来あこがれとなりました。



時まさにオーロラの季節。

北欧を拠点とするスカンジナビア航空(SK)では数年前からこのシーズンに

ノルウェー北部の小都市に飛行するオーロラ観光直行便を成田から飛ばしています。


SKの翼にのってオーロラとの遭遇フライト・・・想像するだけでワクワクします。

でも欲を云うと商業ペースではない自然との関わりの中で

オーロラを仰ぐことが出来たらそれはそれはステキなことだと思います、

「雪の女王」に出てくるゲルダのように・・・。


「この世のものとは思えぬ美しさ」と云うフレーズはオーロラのためにある。

まだ見ぬオーロラへの憧れをこめて思います。


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ここで一冊の本をご紹介させて頂きます。

桐生達夫さんが著された『極楽トンボのノルウェー紀行』。

発行元は「文屋」さん。

サブタイトルとして「E・グリーグの足跡とフェイヨルドを訪ねて」と記されています。


以下 文中の抜粋です。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

<オーロラ姫は突然微笑む、ヘニングスヴァー> 

その晩の9時頃だったろうか。部屋の西側の窓から外をみると、西の空からまっすぐ我々の頭上に向かって伸びるひと筋の光の帯がみえた。「どこからサーチライトを照らしているのだろう」 最初はそう思った。しばらくして、「もしかしたら、オーロラかもしれない」 そう、気づいて、息を詰めたように、じっとその緑がかった白っぽい光をみつめていると、まっすぐだと思ったその光が、少しずつ揺らいでいるではないか。「オーロラだ! 間違いなくオーロだ!」~ 中略 ~
ひと筋だった光が、ゆらゆら揺れるとともに、Vの字のようにふた筋になり、それがまるで燃えあがる炎のように、向かいの、レストランの屋根の上で刻一刻変化している。~ 中略 ~
オーロラがみたくて、トロムソに二回も行ったのに、ついにみられなかった。それが、ヘニングスヴァーのホテルで、いきなりみられるとは。とうとうオーロラ姫が微笑んでくれたというわけである。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


ヘニングスヴァーはタラの漁場として知られるロフォーテン諸島の

本島にある住人500人ほどの漁村です。

宿泊されたホテルも「ロルプー」と呼ばれ「漁師小屋」と訳せる宿泊施設で、

長年の夢叶ってのご利用だったご様子が作品中から読み取ることが出来ました。


ある会で偶然お目にかかった桐生さんご夫妻、

羨ましいほどのノルウェー紀行満載の著書に出会わせて頂きました。


by Takako


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プロフィール

コルンボード

Author:コルンボード
ドイツ、スイス、北欧などから「こだわり」の食品を輸入し続けて35年、株式会社ピボット・イン・ジャパンの直営ショップ『KornBord(コルンボード)』のブログです。

商品の詳しい説明やおいしい食べ方、お店での出来事などをご紹介いたします♪

店舗情報
Selected Foods Shop + Eat-in "KornBord"

住所:
東京都千代田区九段南3-2-15 大塚ビル1F
TEL:
03(6268)9066
営業時間:
10:00~18:00
定休日:
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